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2004年04月30日

夢の話

先日、こんな夢を見た。
ジェームズ・ボンド役のピアース・ブロスナンとサラリーマンと思しき普通の男性2人からそれぞれ求愛された私は、その3人の中から誰かを選ばなくてはならない、という状況だった。

ピアース・ブロスナンは、中学時代から好きな俳優。
(当時「探偵レミントン・スティール」というメイドインUSAの連続ドラマで主役をやっていた)
年を経て渋さも増してますますいい男ぶりを発揮している。
好きな有名人は誰?と人にきかれると、まず名前が浮かんでしまう、私のイチオシ芸能人である。
(それほど熱心に有名人を追っかける人間ではないので、「特に誰と言われれば」という程度の話だけど)

はっきり言ってどう考えてもありえようのないシチュエーションである。
1人すらないのに、増して3人、増してピアース・ブロスナン。

夢の中の私は迷った挙句、まずピアース・ブロスナンを振った。
そして、もう一人もお断りして、ただ一人の人を選んだ。
顔を覚えておけば、もしかしたらその人が本当に運命の人だったのかもしれないけど、まったく覚えていない。
なんたって顔のインパクトはやっぱりピアース・ブロスナンである。

贅沢だった。
ほんとにそれでいいのか、私。
夢の中くらい、ありえない選択をしてもよかったのではないか。
だけど、やっぱり、それでいいのだ。
夢の中でさえも自分があるべき姿を理解して、ちゃんと本質で人を見抜いて選んでいたということではないか。

この話を友人にしたら、「欲求不満なんじゃないの?」と一蹴された。
……そうかもね。

夜の音

夜の音を、聴く。
ロイヤルブルーの空には、白い月。
星のきらめき。
ひんやりとした風を吸い込む。

2004年04月25日

現在・過去・未来

このコーナーの引越しをするにあたり、ちょこちょこ過去の産物を読んだ。
(書きはじめた頃の数か月分が、元の倉庫から自動消去されていて、ちょっと残念。
どこかにバックアップがあったと思うけど……)

いろいろ思考してるね。(まるで他人事)
堂々巡りのようでもあり、前進しているようでもあり、後退しているようでもあり。
まあでも今の私が前を向いていられるのは、過去からの積み重ねなわけで、それはそれで無駄ではなかったということだろう。

正直なことを述べれば、この文章を書きはじめた頃(というより、このサイトをはじめた頃)からずっと、本腰入れた恋愛というものをまともにしていないので、相当ブランクがあることになる。
恋愛自体はちょこちょこしてたけど、一般に「付き合う」と表現するような関係には至っていない。
私の場合、付き合いはじめると長いけど、その後のブランクも長い。
そうなると、一生のうち、本当に「想い想われる恋愛」というのは、かなり回数が少ないということになる。
生来の飽きっぽさから言ってそれくらいじゃないととても長続きしない、と見えざる力が判断しているのかも知れない。
(過去の文章を見ても私の飽きっぽさは明白で、「これだけ本気っぽいのに、何急に冷めてんだよ」と自分で突っ込みたくなるところがいくつもある。)

お陰様で最近の私は、今度誰かと恋をして手をつなぐところまでいったら、きっと優しい気持ちで相手に接することができるだろう、と殊勝にも思っている。
過去の私は、自分の感情や気分の起伏の激しさに自分自身が振り回されていて余裕がなく、相手に迷惑をかけることが多かったと思う。
でも今は自分というものをかなり理解しているし、気分のコントロールもできるようになってきた。(完璧じゃないけど)
それだけコンディションを整えられるだけの時間が必要だったのかもしれない。
ちょっと未熟なところもあるんだけど、それはまだこれからということで。

多少私も大人になったんですって。こう見えて。

蝶が飛ぶのを見た。
どんな夢だったかは記憶していないけれど。

蝶は、粉を散らしてる感じが、苦手。
でも、きれいな蝶だった。
黒に黄色か何かの模様が入った、きれいな蝶だった。

Keywords from +- 夢の辞典 -+ Yumi's Room
「恋愛や自由に対するかなわぬ憧れ、または、人生の転換期に見る事が多い」

2004年04月17日

寄り道

「寄り道してる場合でもないもんねぇ」

その通りだ。
腹の中にずっしり重い石でも投げ込まれたような気がした。

2004年04月16日

卒業式

卒業式に卒業生として参加していた。
蛍の光がはじまって、歌いだしたら、前の列に座っていた女の子がとがめるように私を見た。
卒業生は歌わないものらしい。
それでもかまわず歌った。
隣の子も歌っていた。

Keywords from +- 夢の辞典 -+ Yumi's Room
「人生の節目」「けじめをつけたい、あるいはつけなければならないという気持ち」

2004年04月13日

宮の面影

年ふれば齢は老いぬしかはあれど 君をしみればもの思ひもなし
「少納言や、“香炉峰の雪はいかならん”」
「一番好きな人に、一番に愛されようと思いなさい」

2004年04月11日

本心

階段をどんどん下へ降りていく。
行き着いた先で、誰かが椅子に座って待っていた。

「あなたは、誰ですか?」ときいてみると、その人は、こう答えた。
「わたしは、あなたです」

わたしは「わたし」の前にある椅子に座って彼女と向き合った。

海と駅

ずっとどこかに移動している夢。

1日目。
空港近くのバス停。
夕闇の中をヘッドライトの白やウィンカーの赤のランプが目の前でびゅんびゅん流れていくのを眺めながら、バスを待っている。
たぶん、高速バスなのだと思う。
ようやくバスが来て、それに乗り込んだ。

2日目。
夕方、長いこと電車に揺られて、駅にたどり着いた。
そこは目の前が波止場になっていて、地元の子供たちが海に飛び込んで遊んでいる。
波のうねりが改札から見える。
海の水はきれいで、自分もそこまで行って足くらいつけてこようかな、などと迷っているうちに、ある人にばったり会った。
ばったりというよりは待ち合わせをしていたのか、自分でその人に会いたくてそこで待っていたのか、少し意図的なものもあったようだけど、とにかく会って、一緒に帰ることになった。
(私が人と待ち合わせる場所は大抵駅の改札口なので、そのあたりが反映されているところがおもしろい)
このまま帰るだけだともったいないので、少し波と戯れるくらいのことはしたい、と私は思うんだけど、相手は今日手に入れたい電気製品がある、と言う。
この時間に戻ってもお店は開いてないんじゃないかな、という話をしているところで目が覚めた。

Keywords from +- 夢の辞典 -+ Yumi's Room
「変化を求める気持ち。逃避願望」
「他の人と同じことをしたい。同じ所へ到達したいという願望」
「自信を喪失して、スランプに陥っている時」
「後戻りできないこと、取り返しがつかないこと」
「新しいことを始めたい、環境を変えたいという願望。何からか逃れたいという心理」
「豊かさ・大きさ・自然の神秘。計り知れない真実」
「調動的な力。性的欲望」
「休息や充電期間」