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現在・過去・未来

このコーナーの引越しをするにあたり、ちょこちょこ過去の産物を読んだ。
(書きはじめた頃の数か月分が、元の倉庫から自動消去されていて、ちょっと残念。
どこかにバックアップがあったと思うけど……)

いろいろ思考してるね。(まるで他人事)
堂々巡りのようでもあり、前進しているようでもあり、後退しているようでもあり。
まあでも今の私が前を向いていられるのは、過去からの積み重ねなわけで、それはそれで無駄ではなかったということだろう。

正直なことを述べれば、この文章を書きはじめた頃(というより、このサイトをはじめた頃)からずっと、本腰入れた恋愛というものをまともにしていないので、相当ブランクがあることになる。
恋愛自体はちょこちょこしてたけど、一般に「付き合う」と表現するような関係には至っていない。
私の場合、付き合いはじめると長いけど、その後のブランクも長い。
そうなると、一生のうち、本当に「想い想われる恋愛」というのは、かなり回数が少ないということになる。
生来の飽きっぽさから言ってそれくらいじゃないととても長続きしない、と見えざる力が判断しているのかも知れない。
(過去の文章を見ても私の飽きっぽさは明白で、「これだけ本気っぽいのに、何急に冷めてんだよ」と自分で突っ込みたくなるところがいくつもある。)

お陰様で最近の私は、今度誰かと恋をして手をつなぐところまでいったら、きっと優しい気持ちで相手に接することができるだろう、と殊勝にも思っている。
過去の私は、自分の感情や気分の起伏の激しさに自分自身が振り回されていて余裕がなく、相手に迷惑をかけることが多かったと思う。
でも今は自分というものをかなり理解しているし、気分のコントロールもできるようになってきた。(完璧じゃないけど)
それだけコンディションを整えられるだけの時間が必要だったのかもしれない。
ちょっと未熟なところもあるんだけど、それはまだこれからということで。

多少私も大人になったんですって。こう見えて。

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