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2002年10月11日

猫を飼いたいとずっと思っていた。
元々、家を出たらいつかは飼うつもりだった。

でも今のところまだ飼っていない。

イキモノを飼えるほど(金銭的にも生活的にも)余裕がない、ということもあるけれど、本気になれば飼えないわけではない。
あえて飼わないのだ。

なぜかって、やっぱり猫を飼ったらそれで満足しちゃって人間のオトコなんかどうでもよくなっちゃう気がするから。

飼うならオス猫がいい。
動物のメスとはどうも相性がよくない。
お互いにライバル心を持ってしまうから?

そうなるとますます猫とは縁遠くなる。
その方が身のためなんだろう。

2002年10月10日

The Truth About Cats & Dogs

「好きと言えなくて」(The Truth About Cats & Dogs)を見た。

以前夜中にテレビでやっていたんだけど、平日だったので序盤であきらめて寝てしまった。
以来ずっとレンタルビデオで探してた。
先週ようやく巡り会って借りることができた。

最初の予感通り、私のフィーリングにぴったり合う映画だった。
PCを買ってDVDが見られるようになったら、入手したい。
それくらい好き。

頭がよくて物知りでラジオのDJの仕事も好調なのに、自分の容姿に自信が持てないアビーと、モデルで男性にもてるけど知性に欠けるノエル。
アビーがリスナーのブライアンにノエルがアビーだと嘘をついたことから、3人の関係がこんがらがって……。
という、話としてはありがちなストーリーだ。
でもその後のストーリー展開とか演出が好き。

美人のノエルにブライアンがひかれていくのを見てアビーが傷つくのとか、ブライアンが本当はアビーが好きなのに自分でそれに気がついていないようなのとか。
ヒントがたくさんあるのにまったく気付かないブライアンの鈍感なところとか。
あと、動物がうまくからんでくるのがまたおもしろい。

アビーとブライアンが一晩中長電話をするシーンと、海辺で散歩をするシーンが好きだ。
特に長電話の後、ブライアンが家にやってくるところ。
アビーのあわてっぷりがおもしろい。
私もいつでも人が入れるようにちゃんと部屋を片付けておかなきゃ。(?)

私にはどう見てもアビーの方が魅力的なんだけど、世の中の人はやっぱり美人でスタイルのいいノエルなのか。
(エンドロールもなぜかトップがユマ・サーマン(ノエル)だし)

でもそういう私も見た目にひかれたりしてないだろうか。
ちょっと考えてしまう。

うーん、やっぱ見た目……?
自分ではかなり敷居が低いつもりなんだけど。


「どうして本当のことを言わなかったの!?」
「だって彼を失望させたくなかったんだもん」
「失望じゃ死なないわ」
「でも致命傷は確実よ」

2002年10月09日

ニアミス

会社帰り。
前を歩いている人の後ろ姿を見て、ふと「こんな歩き方の人いたよな……」とぼんやりと思った。

それはかつて付き合ったことのある人なのだけど、体型といい、歩き方といい、記憶と妙に一致する。
ちょっと気になって斜め後ろの角度から顔を見てみると、決定的な特徴が一致した。

「げ。マジで?」

別に後ろめたいことは何もない。
別れる時もきっちり別れた。(つもり)

でもなぜか顔を合わせる気分にはなれず、ちょっと遠回りして改札を通った。