霧の晴れ間
実は既に自分の中で答えが決まっていたんではないかということに気付いた。
やっぱり、過去は過去。
私はもう歩き出している。
ある意味、スッキリしたのかな、これで。
上か下か。
階段を上るか降りるか迷った時に、たまたま上ったら、ばったり会ってしまった。
一言二言、言葉を交わす。なんでもない言葉を。
たったそれだけのこと。
でも、それでもやもやがすっと引いた。
もう私は違う恋に向かっていけるのだ。
振り返るのはやめにして、前を向いていこう。
成功率とか周りのこととかそういうことを考えるのはまた今度。
今は思うまま、感じるままに。