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2002年01月25日

男の人を好きになる時に、私は声から好きになる気がする。
本能で好きな音域があるのか、その声に込められた音の波に何か秘密があるのか、それはわからないけど、とにかく声がポイント。
顔や性格や考え方や、一般的なポイントを見るのはその後の話。

いつも近くにいるのにそれまで何とも思わなかった人の声をある時ふといい響きだなと感じるようになったら、それは恋のはじまりと言ってもいい。
とりあえず声に惚れてしまったら、顔や性格に多少問題があっても「声がいいからま、いいか」と許せてしまう。
逆に他の条件がどんなにいい人でも、声が好きになれないと決して恋愛対象とはならない。
とにもかくにも声という条件をクリアできなければ何もはじまらないのだ。

私が好きなタイプの声はどちらかというと低い音域の、余韻がある声。
こればかりは感覚の問題なのでそれ以上語ることはできないけど、あえて言うなら竹野内豊とか福山雅治の声(話し声)は好きな系統。「ジェットストリーム」の城達也も好きだった。
ラジオのDJとかナレーションとか、声を生業にする人たちの中にはやっぱり好きな人が多い。

逆に声の高い人には、不思議と苦手な人が多い。
必ずそうというわけではないけど、今のところ、声の高い人で恋愛感情まで至った経験はない。

2002年01月21日

痛みを伴う女のプライド

最近小説らしい小説も読んでなかった。
久しぶりに本屋でラブストーリーを手に取った。
ストーリー自体は荒唐無稽だけれど、あまりにも自分に似て不器用な主人公に胸が痛む。
こんなに感情移入して本を読んだのは本当に久しぶりだ。

一度痛手を負うと、次に同じ痛みを受けることが怖くて、どうしても臆病になる。
臆病になるが故に時には恋をすることを拒絶してしまうことも。
自分を傷つけた男への復讐、という考え方は、女の意地とプライド、そして自己防衛手段である。
そういう風に考えないと、二度と立ち上がれないからだ。
だけどそう考えているうちは、やっぱり傷が完治していないのだろう。
そんなことを考えていた頃の自分を考えると今もチクリと胸が痛い。
つらいのに頑張ったね、とあの頃の自分を抱きしめてやりたいような気分だ。
けれどきっと、次にまた失恋をする時には同じ思いを繰り返すのだろう。

2002年01月15日

男の甲斐性

友人(男性)たちの話を聞くと、やはり男は経済力があるのがいい、と思っているらしい。
確かに男性が「結婚するにはこの年収じゃちょっと……」とか「もうちょっと稼げるようにならないとね」と言うのを時々耳にする。
まあ、世の中お金が無ければやっていけないから、それも間違いではないんだけれど、私からすればそれはあまり重要でない気がする。
さすがに「愛さえあれば」なんてことは言わないし、専業主婦を養っていけるだけの経済力がある人なんか今時いるなんて思わない。
経済面で私が考えるのは、たとえ会社が倒産したり、不本意にもリストラされてしまったとしても、その時自分の手でなんとかしていこうとできる人がいいなあと思う。