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2003年05月20日

LOVE SONG 2 - Missing

言葉にできるなら 少しはましさ
互いの胸の中は 手に取れるほどなのに
震える瞳が語りかけてた
出会いがもっと早ければと


親友の彼女と恋に落ちてしまった男性の本音、といったところだろう。
こういう歌詞やメロディから物語を感じられる曲が割と好き。

私自身は、人のものである時点で恋愛対象としてみることができないので、こんなキツイ恋愛はしたことがない。
でもこの先絶対にその持論のままいけるという保障は何もない。
もしかしたら、妻子ある男性、または友達の彼氏に恋をしてしまうことが起こるかもしれない。
その時はこの曲のことを考えるんだろうか。


I LOVE YOU 叶わないものならば
いっそ忘れたいのに 忘れられない 全てが
I MISS YOU 許されることならば
抱きしめていたいのさ 光の午後も星の夜もBaby


こんな恋はしたくない。
だってつらすぎる。
だけど、誰の身にも起こりうる事故なんだろう。


MISSING
作詞作曲 久保田利伸

2003年05月19日

LOVE SONG 1 - Indigo Walz

恋の歌について書いてみよう。
今日は第一弾。

* * * * * * * * * * * *
歌詞を考えずに曲だけ聴くと、曲調がどちらかというと明るいので永遠の愛を誓うような甘いバラードという風に聞こえるかもしれない。
ワルツ、つまり3拍子なのがそういう空気を感じさせる。


閉ざされた部屋に 孤独の記憶がさまよう
背中も髪も指も どちらのものでも かまわなかった
溶け合った体とハートを ふたつに離して
最後を交わした夜
ベッドの隅に忘れていった 小さな時計がふるえてる


本当の意味での恋と別れを知るまでは、この曲のよさを見出せなかった。
この曲のよさを見出すというよりも、この曲の世界にシンクロすることができなかった。
自分にとって大切な恋の終わりを知らなければ、その世界を感じることはできない、ということなんだろう。


今も悲しみ 消えないけど 時の流れ信じよう
君のため 生きたから 僕のために歌いたいから


この曲が作者自身の口から歌われるのを耳にする時、本当にその情景が心に浮かぶ。
おそらくその場にいた人のほとんどは、自分が失ったかつての恋の残骸について思いを巡らせていたに違いない。


もしも瞳が出会っても 心は背を向けよう
甘い唇と苦い想いに 感謝ができるように


そう自分に言い聞かせた日々を、思い出す。
あるいは。いまだにそう言い聞かせ続けているのかも。


Indigo Walz
作詞作曲 久保田利伸