2001年11月11日 (日)
南国ハワイの旅(そのイチ・出発編)11/12
アメリカは日付変更線の向こう側。 やっぱり変な感じだ。
追いこまれるまで用意をしない私は、ほとんど夜明け前に荷造りを完了。 がーっと寝て、昼前に新宿にお直しを頼んだドレスを取りに行く。 足りないものを買ったり、銀行に行ったりして、帰宅。 そしていざ羽田へ。 近くの駅からなんと急行バスで20分で到着。ハヤイノネー。
羽田は何もない。本当に何もない。 ビッグバードにはあるのよ、なんでも。 国際線の方は何もない。 小腹が減っても適当なものが見当たらず、空腹を抱えて飛行機に乗る。 ……ってあっさり書くが、それほどごく普通に飛行機に乗れちゃったんだよね。 ええっ、これで警戒してるのか? みたいな。 (注:成田はトランクを開けて中身も出したらしい)
中華航空なので、中国語が目に付く。これがまたいとおかし。 超級頭等艘(スーパーファーストクラス)に、超級商務艘(スーパービジネスクラス)。 もちろん格安航空券の私は、経済艘。
ホノルルは壇香山。
搭乗口がなぜか中華の油の匂いがする。……いや、きっと気のせい。 「ニイハオ」 スチュワーデスが中国語で挨拶する。 私もこれくらいわかる。「ニイハオ」で返す。 「席はあちらです」っぽいことを中国語で言われ、にっこり笑顔で答える。 同じスチュワーデスが私の後ろの人には「コンニチハ」と言っていた。 そりゃ一体どういう意味でい?
席は、真ん中の5つ並んだ席の通路側。 このご時世か、ラッキーなことに、私の隣4つの席が軒並み空いていた。 こりゃ後できつくなったら横になれるかも!!(気が弱いので実際はできない)
離陸しても尚、暗い機内に一抹の不安。 夕食出ると思ってゴハン食べなかったんだけど、もしかして出ないのか!? ――いえいえ、ちゃんと出ました。ほっ。 牛肉入りシーフードカレー。 うまい。さすが、中華航空。(意味不明) でも、日本人のスチュワーデスさんが、私の周りには「中国茶です。お茶いかがですか」と言って歩くのに、私のところにくると中国語になるのが気になる……。
さて、お腹も膨れたところで音楽でも聴いて眠りましょう。 どんな曲があるかな。 クラシック、ポップス(いわゆる洋楽)、中国の流行歌(こう書いてある)、日本の流行歌。 日本の曲は何が? 宇多田ヒカル、DA PUMP、ふむ、これは普通だな……何ぃ光ゲンジ、男闘呼組に、工藤静香(抱いてくれたらいいのに)、極めつけは南野陽子の「吐息でネット」……。 どういう選曲なんだ? ちなみに上映映画は「みんなのいえ」らしい。(爆睡して見なかった)
ちょっと眠ってふと気付くと、私の隣の席ぶちぬきで横になっている人がいた。 私に足を向けて。失礼なッ。 しかも隣の席にちょっと置いていたおやつのナッツが床に落ちている。 きっと、気分でも悪かったんだ。 そうそう。そうじゃなきゃ許さん。
まだ寝不足ぎみなところを叩き起こされ、朝食。 うう。着いたらまだ12日の朝なんだよなぁ。
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